家づくりコラム

家づくりでできる耐震対策とは|各自での対策も行おう

2021年07月01日

マイホームを建てるときの優先事項は人それぞれですが、家の安全性が第一だという方も多いかもしれません。特に日本は地震の多い国なので、耐震性に留意して家づくりを行いたいものです。

 

そこで耐震性の高さの重要性と、家づくりでできる耐震対策、各自で行う対策など、耐震に関する対策についてご紹介していきます。

 

耐震性の高さの重要性

日本は地震大国と呼ばれるほど地震が起こりやすい国であり、近年は特に地震の頻度が高くなってきています。地震は、地球の表面にあるいくつかのプレートがぶつかり合うことで衝撃が加わって起こります。

 

日本は4つのプレートがぶつかっている地域なので、いつどこで地震が起きてもおかしくありません。今後も大きな地震が起こるといわれているため、家族を守る建物である「家」はできるだけ耐震性の高いつくりにしたいものです。

 

家づくりでできる耐震への対策

耐震性は家づくりにおいて重要なポイントとなりますが、家づくりで耐震性を高めるためにはどのような対策をできるのでしょうか。

 

構造

耐震性に関わる構造には、耐震と制震、免震の3種類があります。

 

耐震

家の構造を強化することで揺れに耐える構造のこと。柱や梁に囲まれた部分に構造パネルや筋交いを設けることで地震に負けない構造を作ることができます。

 

制震

精神とは、揺れを吸収する制震装置のこと。家の壁の中に組み込まれる構造で、マンションで選ばれることの多い装置ですが一戸建てで選ばれることもあります。

 

免震

免震は、地震による揺れを家に伝えないようにするために、家と地盤の間に免震装置を設置すること。

 

地盤

耐震性の高い家にするためには構造や設計も重要ですが、地盤や基礎も強くなければなりません。耐震性の高い構造や設計で家を建てたとしても、地盤が緩いと家が傾いてしまうこともあるためです。家を建てるまえに地盤の状態を入念に調査しなければなりませんが、土地を購入する前に情報を集めておくことが大切。

 

また基礎にはベタ基礎と布基礎の2種類があります。ベタ基礎とは鉄筋を入れたコンクリートで基礎を作ることで面で家を支える方法。それに対して布基礎は点で支えるイメージ。鉄筋が入らず厚みが少ないためベタ基礎よりも耐震性が劣る可能性があります。

 

耐震等級

住宅性能評価制度において、地震が起きた際の建物の倒壊しにくさや損傷の受けにくさを等級づけされた基準のこと。耐震性能は1〜3の数値で表され、数値が大きいほど耐震等級が高いことになります。

 

耐震等級1

建築基準法による耐震基準を満たすレベルで、震度6〜7の揺れでも倒壊しないこと、震度5程度の揺れでは家が損傷しないことを表しています。

 

建築基準法を満たす家なので十分な構造のように感じられるかもしれませんが、倒壊は免れたとしても大規模な修繕が必要なほどの損傷を受けてしまう可能性はあります。

 

耐震等級2

耐震等級2は、等級1の1.25倍の強さが加わっても倒壊や崩壊しないレベル。損傷を受けることはありますが、大規模な修繕の必要がなく住み続けられるように設計されます。

 

耐震等級3

耐震等級3は、等級1の1.5倍の強さが加わっても倒壊や崩壊しないレベル。損傷を受けたとしても、少しの補修で済むように設計されます。

 

各自で行う地震対策

家づくりの段階でできる地震への対策についてご紹介してきましたが、それだけではなく各自でも地震対策をしておきたいものです。

 

家具の固定

家の中での地震対策としては、倒れてくると危険な家具を固定すること。食器棚や本棚、洋服ダンスなど背の高い家具がある場合は、突っ張り棒や転倒防止マットなどでしっかり固定するようにしましょう。

 

またベッドの横に背の高い家具がある場合、寝ているときに万が一倒れてきたら逃げることができないので、安全な場所に移動させることも検討してみてください。

 

扉に耐震ロック

開き戸の戸棚やキャビネットは、地震の揺れによって扉が開いてしまうことがあります。そうすると中身が飛び出して人に当たってしまったり、ものが床に散乱したりすることも。

 

普段は扉を開け閉めでき、地震が来た時だけ開かないようにできると安心ですよね。扉が勝手に開くということを想像しにくいかもしれませんが、万が一に備えて耐震ロックをしておくようにしましょう。

 

避難場所やルートの確認

大きな地震を経験したことがないと、地震によってどのような状況になってどのような被害を受けるのかを具体的に想像するのは難しいものです。家にいた方が良いのか、外に逃げた方が良いのか、何を持っていけば良いのか、など。

 

家の周りの環境や地震の程度、被害の状況によって最適な対策は異なりますが、避難する場合に備えて避難場所やルートの確認をしておくようにしましょう。家族が各自で確認しておくことはもちろん、家族で共有し、避難場所での落ち合い方など具体的に話し合っておくと安心です。

 

耐震性の高い家を建てる・リフォームするなら

耐震性が高い家にすることの重要性、家づくりでできる地震への対策、各自でできる地震への対策についてご紹介してきました。アイホームズでは耐震性能にこだわった家づくり・リフォームを行なっています。

 

東京城東地区で耐震性の高い家づくり・リフォームをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。アイホームズによる耐震への対策をご紹介します。

 

地盤調査や基礎計画

アイホームズでは、家を建てる前に土地の環境調査を徹底して実施。その上でスウェーデン式のサウンディング試験機を使って地盤調査を行います。基礎工事は、13mmの鉄筋を基本として、基礎幅18mmのベタ基礎を採用。布基礎よりも耐震性が高いことはもちろん、一般的なベタ基礎よりも耐震性を高めることができます。

 

免震工法

建物と同じ重さの土を取り除き、そこでスーパージオ材を敷き詰めて地盤を軽量化します。そうすることで家を支える力を保つことができるように。地盤沈下を防げるだけではなく、地震が起きたときにスーパージオ材に水を入れて水圧による噴砂を防ぎます。

 

まとめ

 

家を建てる際には、耐震性の高い家にしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。耐震性の高い家にするためには、構造や耐震等級、地盤など、あらゆる要素を考慮する必要があります。

 

また家づくりにおいてだけではなく、住み始めてからも家具を固定したり耐震ロックを設置したり、避難ルートを確認したりと、各自での対策も重要です。

 

アイホームズでは、地盤調査や基礎工事から入念に行いますので、安全性の高い家づくりやリフォームをご提供いたします。墨田区、葛飾区、荒川区、江東区、台東区、足立区、江戸川区で、安くて良い家を建てるならアイホームズにご相談ください。

 

東京・墨田区、葛飾区、荒川区、江東区、江戸川区、足立区、台東区で、安心の注文住宅を建てるなら、アイホームズにご相談ください

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私たちにとって家をつくるということは、お客様の将来において頼りにされるということ。頼りにされるということは、悩みや不安を解決できるパートナーとして、いつでも近くにいることだと思います。

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著者情報

五十嵐 照勝

五十嵐 照勝代表取締役社長

昭和43年創業時から、アイホームズは『孫の代まで安心して暮らせる家づくり』を信念としています。
ご家族だけで決められない事や資金計画を元に無理なく建築できる範囲を、永年蓄積された弊社の施工事例を基にお答えさせていただきます。お客様自身が『孫の代まで安心して暮らせる家』に末永くご満足いただけるよう、誠心誠意サポートいたします。

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  • 一級建築士

  • 1級建築施工管理技士

  • 1級土木施工管理技士

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