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間取りは「家事導線」から

2013年04月21日

「もし、ウチの娘が“家を買う”と言ったら絶対に外せないアドバイスは何だろう?」

そう考えてみた時に、私が考える“いい家”とは、

『シンプル・イズ・ベスト』

なのです。

 

本当に必要なものとそうでないもの、あったら便利かもしれないけれど、

実際にはそれほど使わないものを見極めると、シンプルな家が一番暮らしやすく、

後々まで使い勝手がよいという結論に達するからです。

重要なのは、単にシンプルなだけでなく、きちんと「ポイント」が押さえてあるかどうか。

 

まず「家の役割」について考えてみましょう。

家には、2つの役割があります。

ひとつめが、仕事で疲れた体と心をゆっくり休めること。

そしてもうひとつが、家事や育児といった「仕事」をすることです。

外で仕事をして帰ってくる旦那さんからすれば、家はくつろぎの場所ですが、

奥さんにとってはまさに家が職場ですよね。

掃除、洗濯、炊事、育児と、いかにそれらを軽減させられるかで、居心地のよさが決まります。

家で一番優先すべきことは、家事のしやすさ → 「家事導線」なのです。

 

賃貸住宅などでは、間取りから家事のスタイルが否応なく決められてしまいますが、

家事のスタイルに合わせて間取りが決められるのが、注文住宅のよさでもあります。

そうしたところにこそ、家へのこだわりと「わが家らしさ」が生まれてくると思います。

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