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「値引きの良し悪し」

2012年12月19日

契約の段階になって、営業マンに、

「もう少し安くならないの?○○万円値引きして」

と言われるお客様がいらっしゃいます。

 

家は高いので多少は値引きしてもらって当たり前、

と考えている方も多いようです。

 

しかし、過度な値引きをお願いするのは、自分で自分の首を絞めることになりかねません。

 

家の構造や材料の種類など、100%理解している人は、

関係業種の人を除いてはほとんどいません。

ある程度の細かなところは、住宅会社にお任せするしかありません。

 

過度な値引きをお願いすると、悪質な住宅会社は、利益を出すために、

お施主さんの知らないところで材料を減らしたり、手間を省いたりすることもあります。

「そんなの欠陥住宅だ!」と思うでしょう。

それはその通りなのですが、その原因のひとつがお施主さんの過度な値引きの要請なのです。

 

考えてもみてください。

お医者さんに行って、

「ちょっと安くしてよ」

と言ってから診察を受け、薬を受け取りますか?

そんなことを言ったら、しっかり診察してもらえないかも知れないし、

本来必要な薬を減らされるかも知れません。

ある程度お医者さんの診察にお任せするしかないのです。

 

値引きをお願いすることが悪いと言うことではありません。

しかし、過度な値引きを強要することは、いろんな問題の原因に

なることもありますので注意してくださいね。

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