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仕上げ工事に向けて再スタート

2011年01月18日

構造検査も終わり、いよいよ仕上げ工事に入っていきます。壁、天井に断熱材を入れたら、石膏ボードを張ります。弊社の主な施工エリアとなる墨田区は、防火、準防火地域となり、非常に高い耐火基準を求められます。通常は壁12.5mm、天井9.5mm共に普通ボードを使用しますが、耐火、準耐火仕様となる為、壁15mm、天井15、12.5mmの強化ボードとなります。たかが数ミリ違うだけ?と思われる方もいると思いますが、通常3×6サイズ(畳約1帖分)だと普通ボード10mmで約10kg。単純に15mmだと1.5倍の約15kg。更に強化ボードとなるのでプラス3,4kgとなり、一枚が約20kg近くとなり倍の重量です。この重たいボードを一枚ずつ天井に張っていきます。大工さんはとても大変なのは何となく想像出来ると思います。

その他に柱や梁、階段等全てボードで覆わなければならない等、耐火仕様の基準としてたくさんの決まりがあります。

同じ木造住宅を施工するにも、墨田区のように耐火仕様と、地方の一般仕様では見えない所で大きな違いがありますね。

金子より

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