家づくりコラム

耐震リフォームの必要性|アイホームズでの耐震リフォーム

2021年03月11日

日本は地震の多い国なので、どこに住んでいてもいつ地震が起こるか分かりません。そのため地域にかかわらず、家を建てる際やリフォームする際には耐震性も重視したいポイントだといえます。耐震基準が新しくなる前に建てられた家は、大地震に耐えられない可能性があるため、築年数が長い場合には耐震リフォームが推奨されています。その必要性について詳しくご紹介した上で、アイホームズの耐震リフォームについてもまとめていきます。

 

◼ 耐震リフォームとは

家を建てる際には、さまざまな条件をクリアしながら設計する必要がありますが、耐震性に関しても基準を満たさなければなりません。耐震性に関する基準である耐震基準は1981年に改正されたため、それ以前に建てられた建物は現在の耐震基準を満たしていないことが多いのが現実。そのため、1981年以前に建てられた建物をリフォームする場合は耐震基準を満たすような耐震リフォームがおすすめです。

 

そもそも耐震基準とは、地震による揺れが引き起こす建物の揺れに抵抗するために、建物に求められる構造性能の基準のこと。現在の建築基準法では、中規模の地震で構造上重要な部分に損傷が起きないこと、大規模の地震で建物が倒壊・崩壊しないことが基準とされています。近年は地震の頻度も高くなってきているため、家族と安心して暮らすために耐震リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

 

◼ 耐震リフォームの必要性

耐震リフォームをすることで耐震基準を満たす必要があることが分かりましたが、その他に考えられる耐震リフォームの必要性もご紹介します。

 

・いつどこで地震が起きるかわからない

日本は地震大国と呼ばれていますが、近年特に地震の頻度が高くなっていますよね。地球の表面にはいくつものプレートが存在しており、プレートがぶつかり合うことで衝撃が加わり地震が起こります。日本は4つのプレートがぶつかっている地域なのでいつどこで地震が起きてもおかしくありません。まだ大きな地震に見舞われたことがないという地域にお住まいだったとしても、万が一に備えて耐震リフォームは必要だといえます。

 

・耐震基準を満たしていない場合

1981年以前に建てられた家では現在の耐震基準を満たしていない可能性が高いことをご紹介しました。耐震基準を満たしていないからといって罰せられることはありませんが、耐震基準は地震から家を守るためのものでもあるためできるだけ基準を満たすような家にリフォームしたいものです。

 

・耐震性の向上

耐震基準にかかわらず、安心のために耐震性を向上させたいという理由で耐震リフォームを行うこともあります。建物の強度を表す指標である耐震等級は0〜3の4段階に分けられています。耐震等級0は基準を満たしていない場合や構造の劣化が深刻な場合、耐震等級1は耐震基準と同等の耐震性を持つこと、耐震等級2は耐震等級1で設定された大地震の1.25倍の地震でも倒壊しないこと、耐震等級3は耐震等級1で設定された大地震の1.5倍の地震でも倒壊しないことが目安となっています。耐震リフォームで耐震等級を取得すると、家の性能を証明することができます。

 

・家の劣化に伴うリフォームのついでに

もともと耐震リフォームを希望していたということではなくても、家の劣化に伴うリフォームの検討中に耐震リフォームが気になり始めたということもあるかもしれません。家の中でも特に水回りは劣化しやすいため、定期的にリフォームが必要になってきます。そのタイミングで耐震リフォームが気になったり勧められたりすることも。水回りの設備や劣化した箇所を一新するだけではなく、耐震性を高めて安全性の高い家にリフォームしてみてはいかがでしょうか。

 

◼ アイホームズの耐震リフォーム

アイホームズでは、新築住宅の建築とリフォーム事業を行なっています。アイホームズでの耐震リフォームにはどのような特徴があるのでしょうか。

 

・早田式耐震診断

耐震診断とは、大地震が起こっても倒壊しないような強度があるかどうかを調査すること。耐震診断によって明らかになったポイントをもとに耐震リフォームを進めていくのが一般的な流れです。アイホームズでは早田式耐震診断法を採用しており、適切な耐震リフォーム計画を立てていきます。早田式耐震診断法とは、微細な地盤の振動とそれによる建物の振動を同時に計測することで、建物が地震の際にどのように揺れるのかを判断するもの。

 

 

・基礎工事

アイホームズでは、耐震リフォームの際の基礎工事にも力を入れています。既存の建物は構造が地面の湿気にさらされている布基礎というものが多いのですが、湿気にさらされ続けていると湿気やシロアリによる腐食のリスクがあります。長く住み続けるための耐震リフォームでもあるので、基礎部分の工事は大切な耐震工事の一つだといえます。布基礎からベタ基礎に変更して、見た目はもちろん強度を重視した工事を行います。

 

またその際、腐食している構造材は全て取り替えます。長い間住み続けた家の土台は腐食が進んだり強度がなくなってしまっていたりすることもよくあります。アイホームズの耐震リフォームでは、取り替えられるものは取り替え、補強するなどして現在の耐震基準に合った強い構造体へとリフォームしていきます。

 

・耐震設計

耐震性を高める設計をする上で、地震の3つの力に対する対策を取る必要があります。それは横揺れ、縦揺れ、ねじれの3つの力。地震が起こると建物に対して前後、左右、上下に力が働くため、柱が土台から離れて浮き上がってしまうことのないように耐震金具でしっかり固定する必要があります。

 

・制振装置

耐震という言葉はよく耳にしますが、制震とは何なのでしょうか?揺れに耐える力である耐震に対して、揺れを吸収するのが制震。似た言葉で免震もありますが、免震は揺れを伝えないこと。そのため制震装置とは、建物に組み込んだ装置で揺れを吸収して抑制することをいいます。アイホームズではSSダンパーという木造住宅用の制振装置を使用しています。SSダンパーはショックアブソーバーの技術を用いて開発されたものであり、車を輸送するときに路面から受ける衝撃を車内に伝えないような役割を果たしています。この技術を住宅に応用することで、体感的な揺れを軽減することに成功しました。

 

耐震構造と制震装置の組み合わせによって、安全性がかなり向上します。アイホームズの耐震リフォームは建物の揺れを大幅に抑えるだけではなく倒壊からも守ることができるため、安全性の高い家にすることができます。

 

◼ まとめ

耐震リフォームという言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのようなリフォームのことをいうのかわからないこともあるかもしれません。日本は地震が多い国なので、耐震基準を満たしていない1981年以前に建てられた家にお住まいの場合は、安全性を確保するために耐震リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。地震による倒壊を防ぐためという理由はもちろん、劣化した箇所のリフォームついででも良いので、耐震リフォームについて気になっている方はぜひお気軽にご相談ください。

アイホームズでは基礎工事から行いますので、安全性が高く、新築同様に美しく仕上げられるよう心がけております。墨田区、葛飾区、荒川区、江東区、台東区、足立区、江戸川区で、安くて良い家を建てるならアイホームズにご相談ください。

著者情報

五十嵐 照勝

五十嵐 照勝代表取締役社長

昭和43年創業時から、アイホームズは『孫の代まで安心して暮らせる家づくり』を信念としています。
ご家族だけで決められない事や資金計画を元に無理なく建築できる範囲を、永年蓄積された弊社の施工事例を基にお答えさせていただきます。お客様自身が『孫の代まで安心して暮らせる家』に末永くご満足いただけるよう、誠心誠意サポートいたします。

保有資格
  • 一級建築士

  • 1級建築施工管理技士

  • 1級土木施工管理技士

  • 宅地建物取引士

  • 不動産資産診断士

  • 不動産アドバイザー

  • 住宅ローンアドバイザー

  • 耐震診断士

  • 火災保険募集人

  • 生命保険募集人

  • 少額短期保険募集人

  • 自然災害鑑定士

株式会社 アイホームズ

住所
〒131-0041 東京都墨田区八広5丁目25番4号
連絡先
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FAX:03-3613-6149
営業時間
9時00分~18時00分(定休日:なし)
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宅地建物取引業:東京都知事(2)第097776号
一級建築士事務所:東京都知事 第27177号
建設業許可:東京都知事許可(般-3)第70597号

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