家づくりコラム

免震工法で地震に強い一戸建てを建てる!費用とメリットとデメリットは?

2020年12月02日

免震工法で液状化現象にも強い地震対策を。地盤強化がポイントです一戸建てのマイホームを新築するなら、「地震に強い家」を建てたいと考えることでしょう。免震住宅の家づくりは、最も優れた地震対策の1つです。ポイントになるには、地盤をしっかり強化することです。木造住宅でも免震工法で建てれば、震度7でもテーブルの上のコップが倒れないレベルの性能が期待できます。そこで今回は、東京で地震に強い一戸建てをハウスメーカーよりリーズナブルに建てるポイントや、免震・耐震・制震それぞれの違いやメリット・デメリット、免震住宅の費用についてご解説します。 

 

免震住宅とは?耐震、制震、免震は何が違う?

 

地震対策の考え方には、耐震、制震、免震の3つの考え方があります。それぞれの構造や工法で建てた家、耐震住宅、制震住宅、免震住宅の違いや、メリット・デメリットをそれぞれ比較してみましょう。

 

免震住宅:地震の揺れが建物に伝わりにくい住宅

地震に強い家づくりが免震工法で地盤を徹底的に強化するのがポイントです

免震住宅は、地震の揺れが建物に直接伝わらないようにする性能の住宅です。

免震住宅は、地震の揺れが「建物に伝わらない」ように揺れを吸収する構造です。実験では、震度7クラスの揺れでも、テーブルの上のコップが倒れない、という優れた性能があります。住宅の地震対策でも最も優れた方法も1つです。

免震の仕組みは、建築物と地面の間に地面揺れを建物に直接伝えない緩衝材を挟みこむ「免震装置」を設置する方法。「免震工法」としては、地盤改良を含めた対策が有効で、スーパージオ工法という地震に強い優れた工法があります。

スーパージオ工法のメリットは、基礎からの免震で建物全体の揺れをおさえるため、液状化対策にもなる地震に最も強い家づくりができるというのが最大のメリットです。家具の転倒、建物の倒壊など二次被害にも有効です。

最大1億円~3億円の免震・地盤等の補償がつけられます

デメリットとしては、地盤改良を進化させた工法のため、40坪の2階建て住宅の場合は数十万円程度の費用がかかります。スーパージオ工法での免震対策は新築時に限られます。東京で戸建てを新築する際は、免震住宅にしておけばよかったと後悔しないように選択肢として検討しておくことをお勧めします。

 

耐震住宅:地震で一応倒壊しない強度のある住宅

家が傾く理由は地盤と家の構造の両面に起因します。総合的な対策が必要です

耐震住宅とは、地震で「建物が揺れても一応倒壊しない」性能のある住宅です。

耐震住宅は、基礎、梁や柱、壁などを頑強に造り、倒壊を防ぐ構造になっています。現在の建築基準法に基づいて建てられた住宅であれば、一定の耐震性能があるため耐震住宅と言えます。

在来工法や、2×4工法、パネル工法など壁・天井・床などの6面体で強度を確保する方法もあります。「一応倒壊しない」という最低限の水準を満たしているだけでも耐震住宅と言えますので、ひとくちに耐震住宅といっても、実際の強度は、どの耐震等級を満たしているかによって異なります。

耐震住宅は、どの程度の耐震等級を目指すかによって工法や強度確保の設備が異なりますので一概に算出できませんが、費用面で大きな負担がかからないのがメリットです。

デメリットとしては、地震の揺れが直接建物に伝わるため、建物への衝撃が繰り返し生じます。激しい揺れで家具の転倒や建物の倒壊リスクは避けられません。

 

制震住宅:建物の揺れのエネルギーを吸収する住宅

制震ダンパーを使って家の構造を頑強にしつつ、揺れを柔軟に吸収して繰り返しの衝撃にも備えます

制震住宅は、「建物の揺れを緩和する」性能のある住宅です。

建物の柱などの間に「制震パネル」「制圧ダンパー」等の装置を設置することで、揺れを緩和します。建物への揺れの衝撃が「緩やかになる」ため構造物の劣化を避けられます。

制振装置は、家を建てた後でも設置できますが、設置場所は施工によって制震性能にバラつきが生じるデメリットがあります。

設置費用は50万円程度からでも可能ですが、数を増やせば百万円程度になる場合もあります。

  

耐震・制震・免震どれを選ぶか、合わせ技にするか?

免震・制震・耐震の良さを組み合わせて総合的なバランスで家づくりをすることが重要

耐震・制震・免震の考え方は、それぞれにメリット・デメリットがあります。

耐震性能の高さは、①免震>②制震>③耐震という順番になります。

十分な耐震性能を確保でき、被害を最低限に抑えられればいずれの工法でもよいのですが、東日本大震災以降は、木造の新築一戸建ても「免震住宅にしたい」という相談が増えてきています。東京で一戸建てを新築するなら、免震+制震+耐震住宅を組み合わせた家づくりが標準になることが安心・安全な家づくりと言えるでしょう。

 

木造でも免震住宅を建てられる?

木造住宅だからできること、新築一戸建てだから木造住宅でも免震にすることで地盤が強化され液状化対策にも有効でアイホームズは、木造の一戸建てでも「免震工法」を標準仕様にしています。

地盤から強固にする免震工法なら木造も免震住宅にできる

家は、地震や火災など、いざというときに家族の身を守る安心できる場所でなければなりません。東京は、特に湾岸部を中心に液状化現象が起きやすい地盤になっています。頑強な基礎と地震による液状化現象にも耐える地盤改良も行う「免震工法」なら、東京でも木造の免震住宅が建てられます

免震対策に追加費用はかかりません

免震住宅を大手ハウスメーカーで施工する場合、免震装置に数百万円程度の追加施工費用がかかる場合もあります。当社では免震工法を標準仕様としていますので追加費用はかかりません

最大3億円の安心補償が付帯します

免震工法「スーパージオ工法」で建てる当社の注文住宅は、地盤保証最大3億円、液状化補償最大1億円、免震補償最大1億円(いずれも10年間)が付帯します。期間延長も可能ですので安心です。

まとめ

東日本大震災以降、免震住宅を建てたいという方が増えています免震工法は、戸建ての地震対策でも最も有効とされる工法の1つです。木造戸建てでも免震工法で家を建てることができます。東京では特に首都直下地震による液状化現象が発生するリスクが高いため、液状化対策も含めた「免震工法」が適しています新築時にしか施工できないため、一戸建てを新築する際には免震+制震+耐震構造のそれぞれの長所を組み合わせ、「あの時、免震住宅にもしておけばよかった」と後悔のないように、しっかりと検討することをお勧めします。

 

東京で一戸建ての免震住宅を建てるならアイホームズにご相談ください

アイホームズの家は、木造4階建て・鉄骨6階建てまで、いずれも「免震工法」が標準仕様です。

家は、地震や火災など、いざという時に、家族の身を守る安心できる場所でなければなりません。

アイホームズ「ひのき」シリーズは、頑強の基礎と地震による液状化にも対応した「免震工法」による皆様にご納得いただける「安全・安心の家」。構造材に「国産ひのき」を使用した、高気密・高断熱で耐震性や耐火性にも優れた「安くて良い家」です。

長期優良住宅、ゼロエネ(ZEH)対応、4階建てまで可能な30年間地盤保証3億円付き木造注文住宅「ひのき」は、東京で建てる地震に強い「最強」の注文住宅です。

東京で「地震に強い家を建てたい」というあなたの悩みを解決します。お気軽にアイホームズにご相談ください。

免震木造住宅ひのきの概要のご紹介

免震木造注文住宅「ひのき」シリーズを動画でも紹介していますのでぜひ参考にしてください。

著者情報

五十嵐 照勝

五十嵐 照勝代表取締役社長

昭和43年創業時から、アイホームズは『孫の代まで安心して暮らせる家づくり』を信念としています。
ご家族だけで決められない事や資金計画を元に無理なく建築できる範囲を、永年蓄積された弊社の施工事例を基にお答えさせていただきます。お客様自身が『孫の代まで安心して暮らせる家』に末永くご満足いただけるよう、誠心誠意サポートいたします。

保有資格
  • 一級建築士

  • 1級建築施工管理技士

  • 1級土木施工管理技士

  • 宅地建物取引士

  • 不動産資産診断士

  • 不動産アドバイザー

  • 住宅ローンアドバイザー

  • 耐震診断士

  • 火災保険募集人

  • 生命保険募集人

  • 少額短期保険募集人

  • 自然災害鑑定士

株式会社 アイホームズ

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