「今後は『普通のご家庭』も相続税の心配をする時代になります」

相続税という言葉は聞いたことがありますよね?

ですが、相続税を実際に払ったという人はあまり聞かないのではないでしょうか?

なぜなら今までは日本国民のうちの4%程度の方しか相続税を払わなくて済んでいたのです。

いわゆる資産家さんたちだけが相続税を支払っていたのです。

 

それは、「基礎控除」という「これ以上財産を持っていたら相続税を払いなさいよ」

というラインが高止まりになっていたからです。

 

基礎控除は5000万円+1000万円×相続人の数で計算します。

例えば、ご主人がなくなって相続人が奥さんとお子さん2人のご家庭があるとします。

そのご家庭の基礎控除は、5000万円+1000万円×相続人3人=8000万円です。

つまり、このご家庭の場合、財産が8000万円以上なければ相続税は払わなくていいということです。

 

というわけで、我々庶民は今まで比較的安心していたのですが、

今度この相続税の基礎控除というものが実に4割も引き下げられるのです。

今後の基礎控除は、3000万円+600万円×相続人の数で計算されます。

 

先程の例と同じ家族の場合、

3000万円+600万円×相続人3人=4800万円

これ以上お父さんが財産を持っていたら、そのご家族は相続税を払うことになります。

 

日本人の高齢者の平均資産はおいくらかご存知でしょうか?

実に5961万円です!! すごいですよね(笑)

ということは、単純に考えて相続人3人のご家庭の多くは相続税の心配を

いなくてはいけないということになりますよね。

 

今までは普通のご家庭は「遺産争い」を避けることを中心に考えていれば

良かったご家庭が多いのですが、今後は相続税というものも考えながら

相続の準備を考えていかなくてはいけなくなりそうですね。

 

生前に手を打っておくことで、相続税を回避できたりする場合もあるので、

専門家などに相談しながら、生前贈与などの対応をしておくのもいいでしょうね。