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失敗しないモデルハウス見学法

2012年02月02日

皆様は住宅購入において最も大事なこと。

それが何だか知っていますか?

 

それは現場見学会に参加する、ということなんです。

 

なぜでしょうか?

それは、やはり現場では嘘がつけないからです。

その住宅会社を正しく見極めるためには、現場見学会に参加することが

非常に重要になってきます。

 

私は、もちろん、お客様のために素晴らしい家を作りたいと思っております。

しかし、一番してほしいこと、それはお客様が素晴らしい家作りをすることです。

たとえ他社様の家を購入したとしても、お客様が満足のいく家づくりをすることが

できれば満足です。

ですから、お客様が家づくりで「後悔」だけは絶対にしてほしくありません。

 

今日は、その後悔をしないための現場見学会の参加の10の秘訣を紹介します。

 

1. まずは興味のある住宅会社に電話をします。

そして、見学会の日程を聞いて、案内状をもらう約束をしましょう。

その時に、実際にお施主さんが住む家と建築途中を見せてもらいたいと告げましょう。

そこで、「うちはそのような見学会を行っていません。モデルハウスをご覧下さい」

と答えるようでしたら注意が必要です。

 

2. 会社や社員の雰囲気を確認する

これは人付き合いにもいえることですが、ポイントは、笑顔のある会社かどうか?

急にかしこまったり裏表のある会社かどうかの2つを確認しましょう。

 

3. 「最近どんなトラブルがありましたか」と聞いてみる

残念なことに、住宅業界はトラブルの多い業界です。

「特にありません」という答えは嘘です。

それはトラブルがないくらい工事がないか、お客様はトラブルと思っているけど、

担当者は思っていないかのどちらかでしょう。

ここで重要なのは、トラブルの中身ではなく、この質問に誠実に答えてくれるかどうか、

そこを見ましょう。 (都会の狭小地ですと特に近隣トラブルが多いなど・・・)

 

4. 住宅会社の売りは、どこなのか聞く

主にどのような住宅を中心に建築されているのですか?

高級住宅ですか?ローコスト住宅ですか?

商用ビルですか?賃貸住宅ですか?

理由はなぜですか?

(ちなみに弊社は、耐震・断熱に優れた住宅で、お客様の無理のない予算で買っていただく家ですが)

 

5. オプション工事がどれくらいあるのか聞く

「今回の現場見学会の住宅でオプション工事の所を教えて頂けますか?」

このように確認しましょう。

オプション工事が多くある場合は、契約後にオプション工事費がかかり、

はじめに案内のあった価格より高くなるのは言うまでもありません。

 

6. 自分の家の広さと比べながら、見てみる

あなたが今現在住んでいる住宅の寸法をまず測ってみましょう。

そしてその寸法を実際に比較してみます。

 

7. 自分の計画した間取りを持ってみてみる

もし新築の間取りを実際に既に作っているとしたら、それを見学会に持っていきましょう。

その際、定規を持っていくといいでしょう。

特に50分の1の図面の場合はその図面だけ見ていると、部屋が広く感じられるので、

必ず現場の部屋の広さと照らし合わせておくことをお勧めします。

 

8. どこに家具を置くかイメージしてみる

現場見学会などでは、家具などが配置されていないケースが多いはずです。

どうしても搬入の際の傷を考えると、お施主さんのためには、

そのようなリスクはおかせない住宅会社があるので、仕方がありません。

例えば、テレビをどこに置くか、ソファーI型にするか、L型にするか、など、

具体的に考えることで、間取り図と実際のイメージのギャップを埋めていきます。

 

9. 訪問営業をしてほしくないときはハッキリ言う

現場見学会にいくと必ず住所と名前を聞かれます。

そしてそれを明らかにすると、その日の夜から早速訪問営業が始まります。

もし訪問営業を望んでいない時は、

「訪問営業はしないでもらいたいのですが、いいですか?」

と確認を取るようにしましょう。多くの場合は営業されることはなくなるはずです。

 

10. 資料をもらって帰る

自己資金の貯め方、土地の見つけ方、節約術、収納術、現場見学会のお知らせなど、

家づくりに役立つ情報が無料でもらえます。

その場合は、訪問営業を望んでいないことを伝え、郵送で送ってもらうようにしましょう。

 

では最後に、モデルハウスを見るときに気をつけることです。

 

□ ゆとりのあるスペースに、圧倒されない

□ オプション品ではなく、標準品を確認する

□ 間取りの広さにごまかされない

□ 解放感を味わい過ぎない

 

この4つがポイントです。

 

それは実際の建築現場を見に行けばいいのです。

建築現場を見ないでモデルハウスだけ見て家作りをすると、

机の前で担当者と計画している住宅が、そのままモデルハウスに

なるという錯覚に陥ります。そこを注意してください。

建築現場は必ず目で見て確認することが大切です。

 

次回は、資金計画についてお話します。

実は、資金計画には「罠」があるんです。

これを知っているのと、知らないのとでは

ずいぶん家作りの計画が変わってきます。

ご期待下さい。

 

追伸 : もし、見学会への参加をご希望の場合は、

こちらへ「見学会参加希望!」とお問い合わせ下さい。

info@igarasi.com

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