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3社、4社、5社から見積もりを取ると、資金計画で失敗する?

2009年03月09日

よく3社以上から見積もりを取りなさいと、雑誌や本などに書いてあったりします。

でも、それは間違いだと思います。

なぜ、間違いなのか。

と申しますと、少し住宅会社の立場で考えてみて頂くと、いろいろなところから

見積もりを取っていますと言われたら、どのような印象を受けると思われるでしょうか。

 

一番最初に受ける印象として、

「うちを信頼してくれていない」「目先の金額で住宅会社を決めようとしている」

ということになると思います。

結婚にたとえると、誰と結婚しようか、とりあえず3人くらいと付き合ってみて、

一番合いそうな子と結婚しようということです。

逆に、3人のうちのひとりが自分だとしたら、この人と結婚しようとは思わないはずです。

 

そこで、3社以上から見積もりを取れというのを違う意味で理解してほしいと思います。

まず、信頼できる住宅会社を見つけ、この人と進めてみよう決めてから、

見積もりを取って進めていき、良ければOK。

もし、「ちょっと違うな」「自分の思いとは違うし、ここの会社とは自分とは好みが違うかもしれない」

と思ったら、お断りしてもう一度信頼できる次の住宅会社を探していくことをお勧めします。

 

経験上ですが、だいたい失敗するケースで一番多いのが、

3社、4社、5社から見積もりを取って、そこから安いところに頼む方です。

元々信頼できる住宅会社を見つけるという概念がない方だと思います。

値段ありきで家づくりをおこなうと失敗します。

 

なぜかと言うと、住宅の見積もりには決まった「型」がありません。

内容を見比べようとしても、価格表示方法が各社まちまちで、素人目には分かりません。

また、契約を急がせる営業マンから絶対に契約をしないことをお勧めしています。

会社のどこかに無理があり、おかしいです。

今契約金を工事金額の半分を入れて頂ければ、100万円値引きしますとか、

前払い金を全額入金していただければ200万円値引きしますとか、

お客様に多額の餌を与えて契約した会社が、建築途中で倒産してしまったなどはよくある話です。

(最近では静岡の富士ハウスが完成保証に入っていないことを知らせずに、多額の前払い金をもらい倒産)

 

以上のようなことから、まず、人選びを重視して頂いて、信頼できると思える住宅会社から

見積もりを取り、契約ようにすることをお勧めします。

 

追伸:
手前味噌になりますが、私たちは東京で一番安い適正価格で、家づくりのお手伝いをしています。

また、お客様が、どこでお建てになっても安全な資金計画をプレゼントしていますので、

お気軽にご相談ください。

 

五十嵐 照勝より

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