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筋かいについて

2010年12月20日

突然ですが、耐力壁という言葉を聞いた事があるでしょうか?建築物を設計する段階で、構造計算を行う事はご存知だと思います。その中で建物の構造上必要な壁量(耐力壁)が決まります。木造建築物は壁の倍率によって強さを変えていきます。

片筋かいの場合は2倍の壁となり、両筋かい(タスキ掛け)は単純に4倍となります。(その他構造用合板は2.5倍等様々です。)

ちなみに写真の金物は筋かい専用の金物です。筋かいの数が多ければ多いほど、建物は強くなる!と思われている方も多いと思いますが、実はそうではありません。計算上決められた箇所へ、所定の倍数の筋かいを入れる事が一番重要になります。簡単にいうと、建物はバランスが大切ということです。

金子より

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