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建物にかかる費用、本体以外でどんなものがありますか?

2019年12月21日

住宅会社によって違う本体の範囲

建物の費用は、「本体価格」と「別途工事費」

という表示がよくされます。

しかし、本体価格が示す範囲は住宅会社によってまちまち。

明確な基準はありません。

 

住宅会社との打ち合わせをしながら、

「本体価格」という言葉が出てきたら、何を指すのか、

その時点できちんと確認しておきましょう。

 

土地や設備に関する工事は別途工事費

本体価格が明確にならないと、別途工事費の範囲もわかりません。

別途工事とは、

・外部給排水工事

・都市ガス工事

・エアコン工事

・カーテン工事

・居室照明工事

・上下水道の引込み工事

・地盤改良工事

などのこと。

 

大ざっぱに言えば、土地関係や設備に関する工事は、

基本的に別途工事に分類されると考えていいと思います。

「別途」工事と言っていますが、

実際には工事しなくては住めないものも多く含まれています。

こうした工事については、契約前にきちんと把握し、

資金計画に入れておくことを忘れないで下さい。

 

外構工事の予算も残しておこう

外構工事も、別途工事費に該当します。

「外構工事」とは、

カーポート(屋根だけで壁に囲まれていない駐車スペース)や

庭木、門扉、隣家との境界工事など、家本体以外の工事のことです。

 

こうした工事は、家の「外観」に合わせてデザインされるべきもの。

しかし、家「本体」にばかり気を取られてしまって、

外構工事にまったく予算が回らなかった・・・となれば、

家の見栄えにも大きな影響を与えることになります。

 

いくら素晴らしいデザインの家を建てても、

庭が砕石を敷いただけ、というのではちょっと寂しい感じがします。

こうしたことにならないように、

外構工事の予算はきちんと確保しておきましょう。

 

初めての家づくりでは、

予期できない出費も想定しておかなければなりません。

信頼できる住宅会社や工務店に相談することが賢明です。

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