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資金計画はどう立てればいいの?【ステップ1】

2019年10月01日

皆さんこんにちは、五十嵐です。

 

●無理のない範囲で決めるローン返済額

資金計画・土地選び・建築計画。

この順番で進めていくことが

「家づくり」を成功させる秘訣です。

では、このうち、資金計画はどう進めていけばいいのでしょう?

 

まず、現時点で調達できる資金の総額を考えます。

両親からの援助が見込めるなら、

それも含めてリストアップしておきます。

 

金額の大きな買い物ですから、

支払いの手段としては、住宅ローンを組むのが一般的。

問題は「ローンでいくら借りるか」です。

大切なのは、借りられる額ではなく、

自分達が無理なく返済できる額を設定すること。

 

ベースとなるのは、現在払っている家賃です。

ご両親と同居しているため、住まいに家賃がかからない人や、

都営住宅にい住まいで家賃が相場より極端に安い人の場合は、

新たに出費が発生するわけですから、

無理のない金額を設定しなければいけません。

 

2DKの全国平均が月々6万円前後ですが、

都内では、まずは9万円を基準額に設定してみてください。

この金額に加えて、少し頑張れば月々の生活費の中から

工面できるお金があるでしょう。

スマホの通信費等で約半額になりますが、

興味のある方には伝えています^^

 

これを「捻出金」と呼びます。

仮に捻出金を1万円とすれば、9万円+1万円=10万円が

月々無理なく払えるローンの返済額となるのです。

 

次は、住宅ローン選び。

今、一番のおすすめは、金利が安定している「フラット35」です。

月々10万円台の返済として1.2%の金利(令和元年9月現在)で

ローンを組んだ場合、4000万円の借入れが可能です。

(ボーナス返済なしの場合)

 

このようにして組んだ住宅ローン(借入金)と

無理のない自己資金を足した金額が、

あなたの家づくりにかけられる「総資金」となります。

 

 

●家づくりの3本柱とは?

総資金が明確になったら、全体を

「土地代」と「建物代」「諸経費」の3つに割り振ります。

 

諸経費とは、火災保険や、仲介料、登記料など

土地・建物の費用以外に必要な資金のこと。

諸経費は必ずかかるものですから、

個別に予算を組んでおくと、後であわてずに済みます。

 

総資金からこの諸経費を除き、

残った金額が土地代と建物代となります。

このように資金を具体的に計算していけば、

土地や建物にかけられる額が把握できますし、

相談もしやすくなるでしょう。

 

どんぶり勘定で予算を組むのではなく、

事前に3本柱で資金計画を練ることは、

その後の生活を安定させるためにも大事なことなのです。

とは言っても、なかなか総資金を算出できる方は、

いらっしゃいませんので、アイホームズへご相談ください。

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