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地震の世紀がやってきた

2019年09月28日

こんにちは、中原です。

 

■世界の地震発生回数

地震が起きるのは、今に始まったことではありません。

昔から地震は起きていて、被害があったことは

記述されてきました。

 

でも、なんとなく、よく地震が起きるなぁと

感じている人も多いのではないでしょうか?

 

そうです、西暦2000年を境に地震の数が急増しているのです。

地震はいつの時代でも起きてきたものだと思うのですが、

21世紀になってから急激に増えているのです。

 

 

■地震発生21世紀は20倍

地球温暖化による気温上昇のように、

ジワジワとした上昇ではありません。

桁(けた)が変わるほど明確に、地震の数はふえています。

 

その数は、およそ20倍です。

 

温暖化も、地震も、どちらも同じ地球の異変の話しです。

温暖化ばかりではなく、もっと地震のことも、

国際的に話し合っていかなければならない

のではないかと思うほどです。

 

しかも、2010年を前にして少し収まるのではないかなと

思っていたら、さらに地震は増え続けています。

 

このデータが、何を意味しているのかは

地震学者、火山学者、地質学者、地球科学者等の

分析や知見を聞かなければ、正直言ってわかりません。

いや、聞いても分からないかもしれません。

 

地球全体が、地震の活動期に入ったと言われれば、

それを受け止めるしかありません。

もちろん計測値としての誤差も含まれていると考えられます。

100年間以上もの間、まったく同じ尺度で

計測してきたわけではありません。

 

少なくとも、昔の地震のデータは、

現代と同じレベルの機械を使って、

科学的に記録を取っていたものではありません。

 

しかも世界中で正しく地震が計測できていないこと、

情報が十分に伝わっていなかったかもしれないことも考えられます。

 

その意味では、昔の地震データの回数が、

少なく見積もられているのかもしれません。

また、昔のデータのマグネチュードが推計であり、

地震の規模も違っていて当然のことだと思われます。

 

逆に、近年になって地震計が発達したからこそ、

多くの世界の情報が集まっているのかもしれません。

 

それでも、細かい地震については

記憶に残りにくいかもしれませんが、

大きな地震は記録に残るものです。

 

とにかく地震の数が増えていることは否定できません。

この傾向がいつかは収束するものなのか、

ずっと続くものなのかわかりません。

 

願わくば収まって欲しいと思います。

でも、地震のことは人の力でどうにかできることでもありません。

残念ながら、これから先にも、

さまざまな地震の経験をするであろうことは間違いなさそうです。

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