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ポジティブシンキング!

2018年03月07日

こんにちは。

五十嵐です。

 

「物は言いよう」という言葉がありますが、

言い方によって、良くも悪しくも印象が変わってしまいますよね。

 

何かを伝えようとするとき、無意識に当り障りのない言い方を選んで、

波風を立てないように振る舞っていませんか?

でも、これがビジネスにも応用されているんです。

 

「フレーミング効果」って聞いたことありますか?

フレーミング効果とは、表現方法を変えることによって、

思考をワクの中にはめ込むという行動経済学に基づいた理論です。

ものの見方が特定の方向に誘導される心理現象を指します。

 

例えば、10万人が購入した宝くじの当選の割合が1%だとします。

「99%の人が外れる」と聞けば、ほとんど当たらない気がします。

ところが、「1000人が当選した」と聞くと、結構当たるものだと感じますよね?

 

言っている内容は同じでも受ける印象は真逆です。

伝え方、言い方を変えることによって、

聞き手の思考を特定の方向へ導いています。

 

誰もが、物事をその人独自の視点で見てしまいますよね。

この物事を見る視点のことを「フレーム」、

そしてこのフレームを変えることを「リフレーミング」といいます。

 

先程の例では、「99%の人が外れる」の“外れる”という

マイナスのイメージのフレームを、

「1000人が当選した」という“当たる”というポジティブなフレームに

リフレーミングしたということです。

 

客観的な事実は変わらなくても、

主観的な捉え方が違ってくるのが分かりますよね。

 

こうした手法は、マーケティングでよく用いられているのですが、

普段の仕事や日常生活においても使うことができます。

 

たとえば、報告書の提出期限が迫ってきたとき、

「1日しかない」と考えるのと、

「まだ1日もある」と考えるのとでは、

心の余裕がまったく違ってきます。

上司にミスを叱責されても、

「間違いを正してくれた」と思えば、

ふて腐れることもなく、逆に感謝の気持ちさえ湧いてきます(笑)

 

24時間、ずっとポジティブでいられる人などいませんよね。

でも、日頃からこの方法を心掛けることで、

ポジティブシンキングを意識していると、

心が随分と穏やかになるのではないでしょうか。

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