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~メンテナンスで長寿命住宅~

2017年09月22日

日本の住宅の平均寿命は、欧米に比べてとても短命です。

理由は、住宅の質の問題や中古住宅の流通が活発でないこと、リフォームのしにくさなどが

挙げられますが、大金を払って建てるからには少しでも長持ちしてほしいと思いますよね。

質の良い住宅を建て、点検や修繕をきちんとすれば、十分長持ちさせられます。

住宅を長持ちさせるための日常的なお手入れと定期的な点検・修繕の目安をご紹介します。

 

・基本点検、(5~6年)

床下の換気を保つため、床下換気口のまわりに物を置かないよう注意しましょう。

亀裂、不同沈下、換気不良などがないか、定期的に点検しましょう。

 

・土台・床組み点検(4~5年)

腐れ、虫食いなどをチェックして補修しましょう。

取替は20~30年程度で行うことが多いです。

 

・外壁点検(3~5年)

定期的に色褪せやサッシ周りのシーリングの劣化、金属部のサビなど点検し、

必要に応じて修繕すれば、全面補修の時期を延ばすことも可能です。

 

・外部建具点検(3~5年)

アルミサッシの立て付けは、調整ねじを回して自分で調整できますし、網戸の張替えも

自分でできます。

 

・バルコニー等塗替え(2~5年)

ホコリやゴミがたまると、雨どいが詰まる原因になることでこまめな掃除が大切です。

木部が腐ったり、鉄部のサビを防ぐため、定期的に塗装しましょう。

 

・屋根点検(4~6年)

専門会社による点検の目安は4~6年ごとですが、台風の後や年に1回程度は、見える部分

だけでもいいので屋根材のズレや割れ、剥がれなどがないか自分でチェックしましょう。

 

いつ、どんな点検や修繕を行ったのか、

資料を必ず保管しておいてください。

次の修繕や売却の際に役立ちますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現場監督・監理のスぺシャリト、金子です。

毎月皆さまに、お得な情報や、

専門的なお話をお伝えさせて頂いております。

楽しみにしていてくださいね♪

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