ブログ

面白いニュースをご紹介します!

2014年06月23日

皆さん、こんにちは。

 

入居の際に猫がついてくるユニークな賃貸物件「猫付きマンション」があるそうです。

NPO法人の東京キャットガーディアン(豊島区)が企画し、

不動産会社のリビングゴールド(杉並区)が仲介。

引越すときは、猫を返せるので安心して飼えて、気に入れば譲り受けることもできるということです。

 

東京キャットは、保健所などに保護されている猫を引き取り、飼い主を募集して譲渡している組織で、

これまで3000匹以上の実績があります。

猫付きマンションは「猫の飼い主探しの一環として、不動産業者に提案して2010年からスタート」。

 

入居を希望する人は、通常の審査の他に、東京キャットの担当者から飼い主としての適性が

あるかどうかの審査を受けます。

パスすれば、東京キャットが保護している猫の中から預かる猫を選びます。

 

入居者は、猫の所有権を譲り受けたり借り受けたりするのではなく、ボランティアとして、

一時的に預かる形を取っているため、猫に関して東京キャットと物件のオーナー、

入居者との間に金銭契約は一切ありません。

 

現在、東京都内を中心とした80物件前後で、入居者を募集しているそうです。

ワンルームタイプのマンションの他、アパートや一戸建てもあります。

猫が自由に遊びまわれるように、部屋の各所に専用の足場を設けた物件もあり、

7月には「猫付きシェアハウス」をオープンさせる予定だそうです。

 

NPO法人では、「猫やマンションオーナー、入居者の三者全てにメリットがあるシステムとして

全国に普及させたい」と意気込んでいるそうです。

 

独身世帯が増え、友達が少なく、引きこもりという社会への対応とも考えられます。

以前では全く考えることのできなかった形態です。世の中は日々変化していますね。

我々も固定観念を取り払って、お客様と向き合う必要がありますね。

 

お客様のニーズへの対応としては、二世帯向けの賃貸アパートなどがあります。

一人暮らしの高齢者が急速に増えていることが背景にあります。

人口問題研究所の推計によりますと、2035年には一人暮らしの高齢者は762万人になると

予想されています。そして、65歳以上の高齢者世帯の40%が一人暮らしになるとの予想です。

こうなると、室内での転倒事故、病気、孤独死等の問題が生じてきます。

一方では、二世帯住宅に住む子世帯の40%は、「生活費の節約」を利点にあげています。

その解決として、二世帯住宅が増えており、首都圏で注文住宅を検討中の方の25%は

二世帯住宅を検討しているようです。

 

主な間取りは、玄関は一つで共用。内側に2つのドアがあり、2階は2LDKで若夫婦用。

1階のドアは、バリアフリーの1LDKで親世帯用。また、上の階と下の階を共用階段で結ぶ

メゾネットタイプもできます。

いずれも、二世帯が別々に賃貸するよりも安い賃料で済むメリットがあります。

 

6月13日には「高齢社会白書」が発表されています。その中では、老後の住まいの希望は

「持ち家」が75%でした。家賃の心配がなく住み続けることができるのが理由です。

また、子供との同居は、「近くにいれば別居でもよい」が最多の38%でした。

 

併せて考えると、注文住宅も賃貸住宅も、「完全分離」「ほどほど分離」の二世帯住宅の需要が

増えていくということです。完全分離になっていれば、将来的に他人に賃貸することも可能です。

 

次は、容積率緩和のニュースです。

マンションを手掛けている者には嬉しい話です。

国土交通省は、7月1日から、マンションなど建物の容積率の規制を緩和します。

従来の計算方法を見直し、延べ床面積から各階のエレベーター部分を除外して算出する方式に

改めます。実質的な容積率が拡大するため、既存の建物では、エレベーターを増設しやすくなり、

新築の場合は床面積を増やすことができます。

 

容積率が上限いっぱいで階段しかないマンションの場合、従来はエレベーターを増設できなかったが、

今回の緩和で可能になります。建物を新築する際には、分譲マンションの戸数を増やしたり、

ビルのオフィス面積を広くしたりできるようになります。

これで古いマンションのリノベーションも進むと思われます。

失敗しない家づくりブログその他のブログ記事

一覧へ >
家づくりブログトップへ